痛みはあるけど、まだかなり余裕だったから、まだまだやな〜〜〜。と呑気に構えていたら、助産師さんが「破膜するわね!」と。もうかなり近づいてきているのになかなか破水しないので人工的に破いてもらうのです。なんというか…菜箸みたいな長い棒を入れられたと思ったらジワ〜〜〜〜〜〜〜!っと暖かい水が!!痛みは全くなし。
私「わぁ!!!!これが破水か!!!」
助「そうよ〜〜暖かいでしょ!この中でベビーが過ごしていたのよ!」
前回いつ破水をしたのか全く記憶になかった私、なんか感動。
そして右向きに寝たり、左向きに寝たりしながら陣痛をやり過ごしていました。
その時の私は…時計の針をじーーーっと見てました。本当に面白い!!ぴったり1分痛くて、1分経つと痛みがなくなる!
ということを感動しながらもかなり痛みが強くなってきた!!
右向き左向き…効きました。
あぁそうだ、この痛みだ…とムスメの出産時の痛みを思い出すこと3回ほど。「あー」とか「うー」とか「いたい」とボソボソ言ってました(笑)やっぱりとっさに出てくるのは日本語だった(笑)
助「いきみたくなったら言ってね〜!」
軽っ!!!!!そんな、「トイレ行きたい時言ってね〜」みたいな感じで言っちゃう!?!?と心の中で突っ込みながら、すぐあの猛烈ないきみたい気持ちがやってきた!!あーこれだ!!痛いやつだ!!!ここからどんくらいかな…がんばろ…
私「いきみたい!!あいたたた。」
助「チェックしてみるわね〜!」
私「今痛くない。」
助「次痛くなったら教えて〜」
私「あ!きた!!痛いー」
助「オッケー!じゃぁ産みましょう!」
私「え!?もう!?」
助「あと5分くらいで会えるわよ!」
えぇぇええ?もう???痛みマックスまだ2回目だけど!?私の心の準備、追いついてないけど!!今陣痛に耐えるモード入ったばかりで産むモードに切り替えるの!?
ベッドに私、右に助産師さん、左に看護師さん。
ここはオランダ。日本と違って足を置く場所やつかむ場所なんてありません。
助「あなたは自分で自分の足押さえて!」
私「ふふふ…」
いわゆる赤ちゃんがオムツ替える時に自分の太ももつかんでいるような、いわゆるあんなポーズです。痛くてもなんか笑っちゃう。まさかこんな歳になってこんなポーズになるとは…そして私の足を持って(っていうか担いで?)お腹の方にぐっと押し寄せてくる助産師さん&看護師さん。
助「私がgo!って言ったらいきんでね!go!!!!」
私「う〜〜〜〜ん」
助「いいわね!はいもう一回go!!」
私「う〜〜〜〜ん。あともう少し?」
助「次で会えるわ!go!!」
私「マジで?う〜〜〜ん!」
助「もういきまないで!!!!!はっはっはって呼吸して!」
ズルズルルル!!!
赤ちゃん「オンギャァ〜〜〜〜〜〜!」
そのまま私の上にズド〜〜〜ン!
まだへその緒もついたまんま。出てきてそのまま私の上にきた!
産まれたぁ〜〜〜〜〜!はっや〜〜〜〜〜〜〜!
助&看「おめでとう!!!!mooi!」
私「男の子だった?」
助「ほ〜ら!」
赤ちゃん。ババーーーン。俺の股間を見ろ!!!アゲイン。そしてファイナル。しっかりついてました。
助「これがあなたと赤ちゃんをつないでいたへその緒よ!自分で切る?」
私「いいの!?やりたい!」
ハサミでジョッキン!!結構硬くて弾力があって、白くて、太かった!!
いやぁ〜〜いい経験でした。
そうこうしているうちに胎盤も出てきて、
助「胎盤見るー?」(ホント、テレビ見る?みたいな軽い感じで)
私「いいの!?見る!」
こちらは想像以上に大きくて、見た第一声「デカ!!!!」でした。
助「これがあなたのベビーを育てていたのよー!」
そこからベビーは綺麗にされたり体重などを計られ、私は分娩台の上で会陰を縫われていました。
麻酔なし3針。地味に痛い。でも出産ハイみたいになってるからアイタッ!くらいで済んじゃいました。
助「早かったわね〜〜〜〜〜!!素晴らしいわ!あなた出産上手ね!」
私「ありがとう(笑)10分で電話してよかったわ。」
助「準備がギリギリだったわ!5分だったら間に合わなかったわね(笑)」
助「名前は決まってる?」
私「あっ、〇〇です。」
助「いい名前ね!!書いておくわね!」
出生証明書にはもう名前入りです。オランダは産む前に名前決めるって言ってたけど、本当なんだね〜〜。うちも結構早くから決まっていました。
助「じゃぁ、旦那さんと娘さん呼んでくるわね!そして私はいったん帰るわね!またあなたの家に行くわ!」と颯爽と帰って行きました…(笑)
ここからは超ベテランっぽい見た目の看護師さん二人が世話をしてくれました。
夫「お疲れ様!!早かったなぁ!!!!!」
娘「わぁぁぁぁぁぁぁ!!!!ねぇねだよぉ!!!!かわいい!!!」
深夜3時に超ハイテンションのムスメ…
ムスコはまだ裸ん坊のまま私の上に乗っかっている状態。
私「あっ、親にLINEしようっと。」
そこから写真を撮ってみたり親や友達に連絡したり過ごしました。
看「授乳してね〜」
私「は〜〜い」
軽いです、とても軽いです。指導なんてありません。二人目だからか…?
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