ウルトラサウンドエコーのあとは、産後の面倒を見てもらうクラームゾルフという訪問産褥師さんに家庭訪問にきてもらいました。
オランダは自宅出産が多く、病院で出産してもその日に退院することがほとんどのため、クラームゾルフさんに産後のお母さんの体の具合や赤ちゃんの様子、育児指導、授乳指導、挙げ句の果てには家のことのお手伝いなどをしてもらうのです。
オランダには2人(多分)の日本人クラームゾルフさんがいて、そのうちの一人にお願いすることができました。
家庭訪問では、妊娠中の様子、家の様子、家族構成、ムスメの時の出産の様子、疑問点、不安なこと…とにかく何でも話して色々アドバイスをもらいました。日本語が通じるって安心!(笑)
その後も助産師さんと会話をしながら血圧を測って、踏み台を使って台に上って心音を聞くのみ。
エコー?しません。体重?測りません。腹囲?測りません。血圧?測ります。
絶対に血圧だけは測る!そこはブレない。たまに血糖値も測る。
血糖値は一度引っかかりました。直前にヌテラつけたパン食べちゃってね…(笑)
血圧も正常、赤ちゃんの心音も元気。「パーフェクト!」と言われてました。いやいやこれだけでパーフェクト!?と心の中では毎回ツッコミを入れながら、お腹はどんどん大きくなり、ようやくやってきた32週。前回まだ下にあった胎盤のチェックです!あぁ、ドキドキ。
前回と違い、助産院でやってもらいました。
エコーに、内診。今回はもう心の準備ができているからへっちゃらです。もう踏み台使って高いベッドに登るのも慣れたもんです。内診の時はパパに部屋から出てもらうってことも伝えた!
久しぶりのエコー!!そしてこれが最後のエコー!!!!正常の人なんて、きっとこれすらないんだよなぁ。私は最初に2回、ウルトラサウンドエコー、32週の4回ありました。
相変わらずお腹の中でズンドコ踊りまくるベビーさん…。心配だった胎盤も、すっかり上にあがり、元気いっぱい。
助「性別聞いてる?」
私「うん、男の子って」
助「そうね、間違い無いわ!」
この日も「俺の股間を見ろ!!!!!!」状態。そんなにお股ばっかり広げてなくていいから……。そんなにシンボルマーク見せてくれなくていいから!!!間違いないって言われちゃったよ。
パパ、めっちゃ嬉しそうでした。「俺の味方がついに!!!」とね。明らかにゆかいなファミリー女性優勢でしたからね。
その後も色々な話をしました。
助「出産は自宅でするの?」
私「いえ、病院を希望します。」
助「あっ、あなた一人目の時出血多量だから、そもそも自宅は無理だわ!っていうかこんなに出血して輸血しなかったの!?」
私「してませんねぇ…。」
助「素晴らしいわね!でも一応もしものために輸血の準備も全て整えておくからね!(笑顔でがっつり採血)」
私「もし間に合わなくて自宅で出産になったらどうするの?」
助「大丈夫よ!その時はドクターヘリが来るから!!!」
私「病院には予約入れるの?」
助「それはすべて私たちがやるから、あなたは産むことだけを頑張ればいいのよ!」
助「陣痛間隔が5分になったら助産師に電話してね!」
私「私、一人目所要時間3時間半だったけど5分で大丈夫!?」
助「NO!それはダメだわ!10分で!!!!早いわねぇ!多分今回も早いわよ!」
助「クラームゾルフは予約した?」
私「はい、日本人を予約できました。」
助「それは良かったわ!クラームパケットは来た?」
私「はい、来ました」
クラームパケットとは、加入している保険会社から妊娠すると送られる出産準備品です。破水した時用の防水シーツやら、ガーゼ、自宅で出産するためのものや、産後赤ちゃんの処置をするもの…大きなダンボールで届きました。
そんな感じで元気すぎる妊婦のまま、あっという間に40週0日。予定日になりました。
ここまでで、一応妊婦になるの巻が終わりです!いやぁ、1年経っちゃうと記憶が飛び飛びだね。もっと早くまとめて書いておけばよかった〜。
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